「栃の実」と「栃の木」についてのQ & A

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栃の実は、古来より古く日本に生育し分布する落葉樹の実で、育つと栃の木になります。肌への効能としては、湿疹やしもやけを和らげる他、ニキビや毛穴など皮膚の汚れにも、効能を持ちます。また、口に入れるものとしても、多種多用な効能を持っており、民衆に愛されてきています。例えば、「胃調を整える作用」「脂肪の抑える作用」「血糖値が上がるのを抑制する作用」「活性酵素を除く作用」などが挙げられるスーパー強力な木の実なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q.「栃の実」には、どんなどんな性質があって、どんな成分が含まれているの?

サポニンやタンニンを含んでいます。(だから食べると、「苦味」や「渋み」を感じると思います。)そして、この成分には、殺菌作用が見られるために、昔からダニやシラミ退治には活用されてきています。また、痒みや湿疹に関しても効能があると認識されていて、皮膚にとっては、力強い味方にもなってくれます。

「サポニン」というのは、天然の界面活性剤と呼ばれていて、泡をつくる性質を持っています。また、食する場合には、コレステロールだったり中性脂肪を抑える効能ももっています。

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Q. 「栃の実」に含まれている成分「サポニン」、「タンニン」について、もう少し詳しく教えて!

サポニンとタンニンが特に力を発揮するのが、肌=皮膚に対してです。サポニンが多く含まれているのは、栃の実の種子です。昔の日本人は、これを乾かして粉にして、肌に塗っていたといいます。そうすると、しもやけが良くなったり、腫れ物がひいたり、と効能がみられるわけですね。

Q.  栃木県と「栃の木」あるいは「栃の実」は、何か関連があるのでしょうか?

栃木県の栃木は、栃の木から来ています。県名になってしまうというのは、栃の木が人々に愛されているという証拠ですね。ちなみに、宇都宮市の県庁前には、栃の木が並木として植えられていて、同県がこの木に最大限のリスペクトを払っているのがわかりますね。

 

 

 

 

 

 

Q.「栃の実」が肌の調子を整えるって、ホントウのことなの?

栃の実の成分のうち、肌の悩みに効くのが「サポニン」と「タンニン」です。どちらも、昔からの民間療法薬として、しもやけに塗ったり、腫れ物に塗ったりすることで、多くの皮膚のトラブルを改善してきたのです。特に、春の若葉の粘液は、抗菌性と殺菌性を備えているため、皮膚に良い影響を与えてくれるのだそうです。

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Q.「栃の木」のポリフェノールは、どのように効果を持つのか?

まず、ポリフェノールが健康にいいとされる理由は、大きくはひとつのことがらに行き着きます。それは、「血糖値の上昇を抑制してくれる」というものです。それには、2つの酵素を阻害する働きから成っています。まず1つ目は、アミラーゼの「糖質をブドウ糖に分解する働き」への阻害作用です。そして、2つ目が、リパーゼの「脂肪吸収」への阻害作用です。つまり、これによって、糖質はブドウ糖に変えられることなく、脂肪は吸収されにくくなり、結果として「糖質吸収と脂肪吸収うが抑えられる」ことになるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 栃の実ポリフェノールと赤のとち姫

 

 

 

 

 

Q.「栃の木」の見た目は、どんなもの?

栃の実は、トチノキ(栃、橡、栃の木)の種子となります。外見上は栗と瓜二つですが、実に苦くて、アクを抜かなければ味わえたものじゃありません。秋の期間ともなれば、画像程度の果実を実らせ、実が3つに割れて、それらの内に直径3~4cmの種子がひとつ内包されています。  

 

 

 

 

 

Q.「栃の木」の見た目は、どんなもの?

栃の実の親戚として誰もが知るのが、欧州のマロニエ(西洋トチノキ種子)なのですが、日本とは異なって、抗炎症目的の医薬品や美白目的のコスメ成分として扱われています。栃の実のサポニンもマロニエのサポニンとたいてい同等の原材料成分です。

欧州ではマロニエを薬用の効用で使われています。限られた地域では、栃の実をアルコールに漬けておき、たんこぶや打ち身が現れた場合には、ぬって良い方向に向かわせると行った民間伝承治療法も行なわれているようです。

Q.「栃の実」が、日本古来の食習慣の中にあったって、本当?

栃の実の食習慣は縄文時期より続いていて、遺跡から見ても栃の実が見つけ出され、その当時から灰に因るあく抜きがおこなわれていたそうです。長年に亘りの長期間保存もきき、大切なデンプン源で、栄養価にも富んだ栃の実は、保存食としても本当に重用されてきました。

 栃の実は、昔は、米が用意できない山村で、ヒエやドングリと併せて主食のひとつになるとともに、飢饉のときの非常食としても扱われてきました。今では、栃の実は、栃餅や栃餅団子などの原材料として使われています。また、場所によっては、ハレの日などの、祝いの栃餅をつく地域もあるのだとか。

Q.「栃の実」の効能をズバリ並べると、どんな感じになるのでしょうか?

打ち身、ねんざ、肩こり、筋肉痛、虫刺され、かゆみ、湿疹、あせもなどの他、「栃の実」には洗浄効果もあると言われています。

栃の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃の実ポリフェノールと赤のとち姫

 

相当量のポリフェノールが配合された赤のとち姫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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